～もう一つの戦い...　レーサー編～

レーサーを変えたという話ですが、

昨今HONDA製のフルカーボンレーサーが猛威を振るっている競技用車いす業界ですが、SUSの社員なんだからアルミでしょ！ということで（はないですがｗ）2015年春から乗り続けてきた日進医療器のハイブリッドレーサー（メインフレームがカーボン製、シートフレームがアルミ製のもの）から、メインもシートフレームもアルミ製のものに乗り換えました。

何が違うかというと一概には言えないのですが、カーボンフレームが柔だとするとアルミフレームは剛といったところです。
乗り手の漕ぎ方や障害の程度によって柔らかいフレームが良いのか、硬いフレームが良いのかは変わってきます。
カーボン製のフレームは販売価格が高いので、価格の安いアルミ製に乗り換えるということはなかなか出来ないでいました。
（やはり購入した以上価格が高いものは良いものであるはずだし、そうであって欲しいという願望もあるので(;^_^A

2020を目指していく中で実際にその違いを試していくにはもう時間がないので一念発起してアルミ製を作ることに。
寸法は乗っているハイブリッドのものと同じにして素材の違いを比べてみたところ、
感触が思ったよりも良かったので思い切って大分国際車いすマラソン大会で使ってみました。
実際にレースで走った感触もとても良く、レーサーの転がりはHONDA製に負けていなかったと思います（あくまで個人の感想ですｗ）。

そんなわけでブログをご覧下さっている数少ない車いすランナーの皆さん！
自信を持って貴方のそのアルミレーサーで勝負していきましょう！！
You can do it!!!

～戦闘力（税別）～
アルミ　　　　３６４,０００
ハイブリッド　６６９,０００
フルカーボン　３,０００,０００
フリーザ様　　５３０,０００（鳥山明「ドラゴンボール24巻」より)

↓お世話になっている日進医療器HP

↓HONDA製車いすレーサーについて