ドイツ移籍
みなさんこんにちは。
あっという間に今年も11月に突入!
一気に秋が過ぎて冬に入ってきましたね。
僕はリオ予選後2日でドイツにまた渡り、昨年と同じハンブルガーSVで4月までプレーすることになりました。
リオの切符を獲得し、次の目標でもあるリオパラリンピックでメダル獲得の夢を実現させるための挑戦。
長いようで短い残り1年という期間に後悔の無いように、常に挑戦を続け、成長していきたいと思います。
そんなドイツ挑戦ですが、現時点で加入後2試合を終了しました。
今の順位は4位。暫定ですがこのまま順位を下げなければ昨年同様プレイオフに進出ということになります。
今年はチームの補強も充実し、昨年以上の成績を狙えるメンバーなのかなと個人的に思いますし、何と言っても2年目というだけあり、
見慣れた街や変わらないメンバーと再開した喜びは世界挑戦ならではですね。
また半年世界を相手に戦い続けます!
応援よろしくお願いします。
日本リオ出場決定!!
みなさんこんにちは。
早速ですが、10月9日から千葉で開催された『三菱電機アジアオセアニアチャンピオンシップ2015』にて、
日本は3位に入り、来年開催されるリオパラリンピックの出場権を獲得しました!
ご声援ありがとうございました!
今回この大会では日本代表キャプテンを務めさせてもらいました。
キャプテンになり始めて結果に最大集中することになったこの大会。
今まで多くの合宿や遠征を繰り返し、成長してきた今のチームメイトと本当に勝負をする大会でした。
この大会のひとつの山場は大会2日目の韓国戦。
韓国はロンドンパラリンピック予選で残り0.3秒まで勝敗が決まらず、最後のフリースローを韓国が落とし、
何とか勝利したという日本最大のライバル。そしてロンドンパラリンピック予選後すべての試合で日本が
敗戦しているという、ここ数年アジアのランキングトップを行く日本にとっては苦手意識のある相手でした。
しかし、リオに行くためには必ず戦わなければいけない相手であり、数年間しっかりとこの時期に韓国に勝つという目標のもと、
チーム一丸となって成長してきました。
初戦を非常に良いムードで戦い抜き、迎えた韓国戦、やはり序盤は韓国の高確率のショットと気迫に押されていましたが、
自分たちの作り上げてきたバスケットが確実に機能してきた後半からは終始日本ペース。
1つのショットをみんなで作り、オフェンスからディフェンスの切り替えを早く、
相手に簡単に得点させないアグレッシブなディフェンスを全員で40分間繋ぎ続け勝利!
この試合、多くの方々に本当に大きな声援をもらいました。その力も確実に背中を押してくれた、そんな試合でした。
予選リーグを2位で通過し、決勝トーナメントに進出、準決勝で世界チャンピオンのオーストラリアに敗戦し、
運命の3位決定戦でまた韓国と対戦しました。
日本は、世界王者のオーストラリアと前日に負けはしたものの全員で良いバスケットが出来、
さらに3位決定戦も見据えて疲労を極力分散する試合が出来ていました。
一方韓国は準決勝で出場権を決めにいったのか、最後まで厳しい試合展開。かなり体力が削られていたのだと思います。
準決勝の翌日の朝に始まった日本対韓国の試合は明らかに韓国チームは前日の疲労が残っていました。
しかし、やはり韓国チームは前半で一気にペースを掴もうと猛チャージを仕掛け、日本はまたリードを許す展開。
しかし、予選ラウンドに比べて明らかに動きの悪かった韓国チームのトーンダウンを見逃しませんでした。
ヘッドコーチのGOサインで日本は一気にプレスディフェンスに変えアップテンポなバスケットの持っていきました。
前半のうちに逆転に成功し、後半はリードを保ったまま試合が進みました。
この状況でも常に成長というテーマを忘れなかった日本は、選手全員が今できる最高のプレーを発揮、
試合中でも涙が出るくらいチーム皆が成長してきたことを感じながら勝利することができました。
キャプテンになり、選手全員に常に言っていた『最後が一番強くなくちゃダメなんだ!だから自分をチームを信じよう!!』
これを選手一人一人が実行してくれたことに僕は心から皆に感謝しているし、
僕をキャプテンとして支えてくれた選手全員を誇りに思います。
リオの切符は獲得しました。
しかし、本当のスタートラインにたったばかり、
この大会で勝った喜びと同じくらい負けた原因にこだわりを持たなければいけません。
僕たちはリオに出ることが目標ではなく、リオで『メダルを取る』ことが目標であり、その第一歩が始まったにすぎません。
僕はその目標のために大会の2日後にまた海を渡り、ドイツリーグに参戦しています!
全てはあと1年しかないリオで結果を残すために!
常に成長を続け、志高く挑み続けます!!
今後ともご声援よろしくおねがいします!!
藤本 怜央
いよいよ本番!
みなさんこんにちは。
すっかり秋になり、朝晩は冷え込んできましたね。
この時期は体調に気を付けないと崩しやすいので気を付けないといけません。
と、言っても僕の場合は長いこと体調不良にはなっていませんが。。。笑
さて、以前お伝えしましたリオパラリンピックアジアオセアニア予選会がいよいよ始まります。
今までこの大会のために色々な挑戦をしてきました。
ここの結果が目標であり、目標達成と同時に新たなスタートになる非常に大切な大会です。
そして、何より自国開催となる貴重な大会でもあります!
是非、観戦に来て頂きたいと思います!
一緒に出場権獲得の瞬間を分かち合いましょう!
また大会中の近況など載せれればアップしていきたいと思いますのでお楽しみ!
では会場で!
最終合宿終了と東京のイベントに出演してきました。
皆さんこんにちは。
千葉での予選会前最後の合宿を終え、いよいよ本番モードになってきました。
今回の合宿は、大会会場でもある千葉ポートアリーナを使わせて頂いての合宿。
メディア公開日を限定しての合宿でしたが、合計100社以上のメディアの方にお越しいただき、
本当にこの競技への期待が大きいのだと改めて実感しました。
合宿は多くの方々に協力を頂き、最終合宿にふさわしいとても質の高い合宿になりました。
あとはこの数週間を常に予選を考えた過ごし方をして、
出場権獲得のために今できる精一杯のことを続けていくことが非常に大切になります。
やり直しのきかない大一番ですので応援よろしくおねがいします!
この合宿のあと、しばらくお休みを頂きそのまま東京でのイベントに出演してきました。
今回は『チャレスポ!TOKYO』という東京都が主催するイベントに呼んでいただきました。
出演者が非常に豪華で、元バドミントン代表の小椋選手、陸上の朝原選手、バレーボールの大山加奈選手など
テレビで見たことあるアスリートの方々とご一緒させて頂きました。
さらにスペシャルゲストとして舛添東京都知事とイメージキャラクターに選ばれたふなっしーも参加!
非常に賑やかで楽しいイベントでした。
このイベントでも車椅子バスケットの体験コーナーやトークショーでのAOZ予選会の告知等させていただきました。
2020年に向けても今しっかりと結果を残しながら注目してもらい、
障害者スポーツ・障害者アスリートの応援に熱を上げてほしいと思います!
大事な大会がいよいよ近づいてきました!まずはこの高いハードルを確実にクリアしていくところがすべてのスタートとなります!
是非会場にお越しいただき、大きな声援をお願いします!
リオ予選まで2か月
2015/08/25 14:13:11
コメント (1)
みなさんこんにちは。またまた期間が空いてしまいましてすいませんでした。
夏の暑い期間はオフシーズントレーニングの最終追い込み期でもあり、
シューティング・走り込み・筋トレ・チーム練習と連日追い込んでおりました。
おかげで、オフシーズン前に図ったベンチプレスのMAX測定の時は110キロだったのですが、
約3か月で125キロまで向上。しっかりと今年の基盤を作ることができました。
さて、この期間の大会でしたが、7月は新潟でDMSカップという大会に出場してきました。
今回は、5月の日本選手権優勝時の主力メンバー以外の若手軍団での参加。
国内7連覇してきたメンバーの力を借りず、自分たちが今どのポジションにいて、何が勝っていて何が足りないのかを、
これからの宮城MAXを受け継いでいくメンバーで考えていくという大会になりました。
大会は2日で3試合、初戦はヘッドコーチが不在だったこともあり、私が選手とスタッフを兼務し行いました。
自分としても、今後コーチングの勉強をしていくことを考えていたので、この時間は非常に貴重な時間となりました。
初戦の相手は岐阜シャインというチーム。
対戦は今回が初めてくらいだったかもしれませんが、若手メンバーの初戦としては、自分たちのバスケットを
しっかり実行出来るかというところからのスタートでしたので、相手としては戦いやすい相手だったのかもしれません。
初戦は終始圧倒し勝利。準決勝に進出しました。
準決勝は埼玉ライオンズ。
今年の日本選手権で準優勝した全国の強豪チームです。
非常に厳しい試合を予想していました。その予想通り、序盤から点の取り合いとなりました。
埼玉も日本選手権のようなミスをしないようにしっかりと作戦を組んできていましたし、
1つ1つのプレーを丁寧に作り上げるようになっていて、この数か月で確実にレベルを上げていました。
前半折り返し時は数点のリードで折り返し、後半の入りが勝負だと思っていました。
このような試合展開を若手メンバーが経験できる機会は過去には無く、勝ち負け関係なしにこの大会が多くの経験を
若手メンバーに与えてくれているなと試合をしながら感じていました。
後半の入りは非常に集中し、一気に相手を突き放しました。
全員が1つのプレーを丁寧に行うことで生まれるチームワークとその精度を保ち続ける継続力の難しさを
この試合が教えてくれたのだと思っています。
決勝はドイツでのチームメート、香西選手がいるNOEXCUSE。
この試合は序盤から香西選手が高いパフォーマンスで得点を連発してきました。
MAXは埼玉戦で接戦をしたことで、スタミナを消耗し、決勝で戦う体力は残っていませんでした。
序盤から確実に得点していったNOEXCUSEからリズムを取り返すことが出来ず。30点差をつけられて敗戦。
国内大会で久しぶりに負けましたね。
しかし、宮城MAXの若手メンバーは非常によくやってくれたと思います。
2015年は、チームの底上げをテーマとし、来年からの日本一連覇を実現させる努力をしてきているので今回の成績以上に、
勝つことの難しさと大変さを分かってくれたのではと思っています。
いつも自分がどうにかする!という意識の下で戦い、努力し壁にぶつかりまた努力しを繰り返すことで生まれる強さを、
今の若手メンバーには理解してほしかったので、準優勝よりも大きな成果があったのではないかと思います。
日本一のチームの選手としてのプライドを努力で示して、これからの連覇の戦力になっていってほしいと思います。
さて、10月に千葉市でリオパラリンピック予選会が開催されることが決定しました!!
この大会はアジアオセアニアゾーンから本戦に3チームが出場可能で、日本は現在地区の4位というポジションにいます。
リオに行くには、確実に格上のチームに1つ勝たなければいけません。
そして、僕たちの世代で、今まで日本が連続出場してきた記録を止めるわけにはいきません。
また、この大事な大会を日本で行えるというアドバンテージの中、しっかりと戦いたいと思います。
詳しい情報はまた後日掲載しますが、お時間ある方はぜひ会場の千葉ポートアリーナに足を運んでください!
よろしくお願いします!
藤本 怜央