2014インチョンアジアパラ競技大会
2014/10/31 10:10:39
皆さんこんにちは。
ご無沙汰しています。更新がストップしていてすいません。
この期間、私は韓国で開催された2014アジアパラゲームスに出場していました。
この大会は、健常者の大会の後に行われる障害者のアジア選手権で、僕自身この大会は2度目の出場になります。
前回大会は中国の広州で開催され、日本は優勝という成績を残しました。
もちろん今回も、アジアチャンピオンを目標にチームを作り上げ挑みました。
僕は、9月からドイツリーグに移籍している関係で、ドイツからの合流でした。
出発前日にドイツでリーグ戦を戦い、その後日本に向け出発、日本に到着後次は韓国行きの飛行機に乗り換え韓国に出発。。。
人生で一番飛行機に乗った1日でしたね。笑
大会は、7月に世界選手権で敗れている開催国の韓国と初戦を戦うという厳しい入りでした。
十分に作戦を練り挑みましたが1点差で敗戦。
黒星スタートになりましたが、チームとしては質の高いバスケットをして大会を着地できたことを収穫に、
大会期間中も成長していくという目標を立て、決勝でもう一度韓国に挑戦するという思いの元、
準決勝のイランを延長戦の末勝利!最後にもう一度ライバル韓国に挑戦する権利を手にしました。
最終日の決勝戦当日は、久しぶりに緊張しましたね。。。
必死に平常心を保とうとしましたが、ご飯もあまりおいしく感じず変にフワフワした感じでした。
会場に人が大勢入り、完全アウェーの中試合がスタート!正直試合の事はあまり覚えていません。。
それくらい上がっていたのかもしれないですね。
常に韓国にリードを許す苦しい戦いでした。
近くで話しても声が通らない状況での試合は初めてで、これがアウェー戦なんだと痛感しましたね。
試合は終始リードを許した韓国に敗れ準優勝。
君が代を必ず聞くと誓って戦った後の悔しさは今でも忘れません。
今までアジアでは車椅子バスケットを日本が引っ張っていた組織図が崩れました。
間違いなく今韓国がアジアで一番強いチームであることは間違いありません。
それを認めての再挑戦になります。
2016年のリオデジャネイロ大会に出場するには、韓国に何としても勝たなければ行けないからです。
強いところはもっと伸ばし、弱いところは時間をかけてしっかりと見つめあうことから目を背けずに成長していこうと思います。
大会終了後、日本滞在4時間でまたドイツに戻り、その翌日にドイツリーグ戦を戦いました。
成長の場は十分すぎるほど備わっています。
後は自分自身!!!
皆さんの期待に応えられるように、正面から挑み続けていきたいと思いますので、今後ともご声援よろしくお願いいたします!!
今後の予定
11月14日・15日・16日 北九州チャンピオンズカップ
藤本 怜央
コメント
そして、大変な移動距離と忙しさ、本当にお疲れ様です。移動だけでも日ごろ運動不足の人は体力が持ちそうにありません。
そんな常に全力の藤本さんのおかげで、私も先日は1つ自分にとっての挑戦をすることができました。身近にこれほどまでに頑張っている人がいるというのは有難いことだな~と思っています。
今後のご活躍も楽しみにしています。