藤本怜央

2016年2試合目

2016/01/18 20:40:43
皆さんこんにちは。

今年に入り2試合目となった今日はホームでの試合でした。
今日は前回負けているカイザースラウタンというチームとの試合。

前回僕たちはリオパラリンピックの予選会で出場していませんでした。なのでこのチームとの試合は初。
カイザースラウタンは選手個々のスキルが高く、スピードもあり手強い相手という情報があったので、
まずは試合序盤でペースを作ることを意識して試合に臨みました。

タップオフでまずはマイボールからスタートしましたが、相手は5人中4人が大きな選手で、
なかなかインサイド(ゴールに近いところ)に飛び込むことが出来ず、最初の数分で2-10とリードされてしまいました。
徐々にペースを作り出し、後半にかけて追い上げ4Q終了時に65-65の同点。
試合は延長戦に入ります。

さらに相手チームのファウルトラブルもあり、相手の大きな選手が試合に出れなくなった関係で、
こちらに高さのアドバンテージが生まれました。

延長戦は5分間。
高さのミスマッチを生かし、効果的なオフェンスが出来ましたが最後のショットが決まりません。
逆に相手はフリーのスペースからしっかりと得点を決めていきます。

残り約11秒。マイボール。

コーチから指示をもらい、オフェンスに入りました。
連携からミスマッチを取りました。
本当ならそこでシュートを打つはずだったのですが、あの瞬間僕はパスを選びました。
そのパスからのシュートは外れ、71-73で敗戦。

あの時なぜパスをしたのか?
あの時なぜシュートを打ちに行かなかったのか??

ここが僕の成長するポイントでしょう。

この一瞬の判断が全てであり、この判断そして『最後は俺で決める!』という
良い意味でのエゴがチームと自分を救うんだと感じた試合でした。

リオの前に気付けて良かった。
これが今の素直な気持ちです。

ギリギリの戦いだからこそ色んな気付きがあります。
追い込むことは出来る。あとはそれを結果につなげる冷静な判断力。ここだと思います。

まだプレイオフの望みは繋いでいます。
次に切り替えてまた戦いたいと思います。

よろしくお願いします。

藤本

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